卓上伊勢炭焼コンロ10号
直径30cmほどの家庭で手軽に炭火焼きを楽しめる卓上水コンロです。昔ながらの知恵が詰まったコンロで、「おうち時間」を楽しむためのアイテムとしておすすめです!
炭と陶器から出る遠赤外線は、食品の旨味を引き出し、食材を美味しく調理します。
引き出しタイプの箱に入っており、収納にも重宝する箱になっています。本体のコンロ、炭を入れるゴトク、網、の3点で1セットです。
使い方
商品の箱に使い方が案内されています。
今回は、火持ちが長い、煙が少ない、のオガ備長炭を使用しました。炭も産地によって特性があるようなので、極めたい方は、炭にもこだわると面白いかもです。
ゴトクに炭を入れて、コンロの上に設置し、火をつけます。5分程で、ゴトクの穴から炭に火が移り、着火完了。炭を下から着火させるので、火の粉がとぶこともほぼなく、安全で良い案だと思いました。
炭の準備が整ったら、本体に水を入れ、着火した炭の入ったゴトクを設置し、網を置いて準備完了。本体の底に水を貼る事でテーブルを焦げ付かせたりする事無く、卓上で手軽に使えるという仕組み。また、動かすと水が横の穴からこぼれやすいので、設置場所を決めてからセッティングしてください。室内で行う場合は、窓をあけるなど、換気は忘れずに。
食パン・おもちを焼いてみよう
まずは、食パンのトースト、おもちを焼いてみました。炭火は見た目以上に加熱力があり、かなり短い時間で焼けます。
着火剤など使用してないので、キャンプ等で体験したことのある、変なアルコールの化学的な臭いうつりも一切なく、香ばしい良い香りのトーストと焼きもちができました。休日の朝食にこの炭火トーストや焼きもちが登場したら最高です。
炭火焼き「ししゃも」
室内なので、脂がたれにくい、ししゃもをちょっとあぶってみました。
静かにあぶって数分。
口の中でジュワジュワ言って、驚くほどジューシーで旨い!!調理方法の違いでこんなに美味しさが違うとはびっくりです。
絶品!!炭火焼き「焼き鳥」
炭火といえば、焼き鳥でしょう。網の上に、ちょうど10本の焼き鳥が並べられました。
脂が落ちると炭に当たって煙がでますので、室内で行う場合は、換気扇の下、または、窓際で行う事をおすすめします。
焼き鳥の串をひっくり返しながら、焼く作業自体が楽しい時間。おうちアウトドア体験です。
ビールのお供として最高の炭火焼鳥の出来上がり。美味しすぎて楽しすぎる至福の時間です。家族や仲間とやったら盛り上がる事間違いないです。
ベランダで炭火焼肉
炭火のコンロなら、焼肉は必須でしょう。煙が多く出ると予想し、ベランダに用意してみました。
まずは、網を汚す前に野菜やきのこから。
どれも美味しいに決まっていますが、特にしいたけは風味が際立ち、絶品でした。
お肉とソーセージを焼いてみます。
激しい炎は見えない炭火ですが、あっという間に焼けます。やはり焼肉は炭火が最高です。ソーセージもパリッポリッ!うなるほど美味しく焼けます。
比較的、脂や汁の出ない食材なら思ったより煙も出ず、室内の窓際でも大丈夫そうです。
〆は焼きおにぎり。美しく、美味しく焼けて大満足です。
年末に友人を招待しておもてなししたくなりました。少数の大人時間の食卓にはぴったりです。
パーコレーターで淹れる極上コーヒー
焼肉の後は、コーヒータイム。キャンプで使用するパーコレーターを使ってコーヒーを淹れてみました。炭火も着火して4時間近いので、お湯が沸騰するのか心配でしたが、問題なく。お湯が沸騰してパーコレータがポコポコ言う音が心地よく、部屋中にコーヒーのいい香りが漂い、テンション上がります。
パーコレーター×炭火のコーヒーがまた絶品で。いつものコーヒー豆なのになぜこんなに違うのか。驚きの発見でした。
炭火が陶器のコンロを通して発する熱も心地よく。暖をとる火鉢としてもおすすめです。おうち火鉢。憧れます。
土鍋おでんのあたためなおし。
まだまだ炭火は静かに燃えているようなので、おでんの温め直しに土鍋(8号)を置いてみました。
冷たかったおでんも、フタを開けると静かにグツグツ温められており。更に味がしみこんで良い感じ。恐るべし、炭火の火力。